シロアリの生態

シロアリ

生息地

熱帯から亜寒帯まで、陸上のほとんどの地域

特徴

木を主食とする昆虫だが、木の表面には出てこないため普段目にすることはない。 しかし、地球上で最も数の多い昆虫と言われ、自然界ではシロアリがいなければ生態系が成り立たないほど重要な役目を担っている。
シロアリは黒アリと姿が似ていて、黒アリ同様に集団で生活することから、 「白アリ(白いアリ)」と名づけられたと考えられている。ともに集団の中に「働きアリ」「兵隊アリ」などの階層がある「社会性昆虫」だが、 実はシロアリはゴキブリの仲間(ゴキブリ目)、黒アリはハチの仲間(ハチ目)に分類される。 さらに、シロアリにとって黒アリは、シロアリを捕食する”天敵”。
シロアリにはヤマトシロアリ、イエシロアリのような下等シロアリとキノコシロアリのような沖縄以南に分布する高等シロアリがある。家屋に被害を与えるのは下等シロアリである

生態

シロアリはすべて巣穴を作り、その中に王と女王が滞在し、働きアリが餌を運ぶ。巣穴は餌となる材の中に作るもの、地中に作るものが多いが、熱帯や乾燥した草原のものは、地表に盛り上がったアリ塚(蟻塚)を作るものが多い。アリ塚は土や自身の排泄物などでできており、一つのアリ塚には数百万匹棲んでいる。塚の壁は厚さ15㎝に達するものもあり、高温や乾燥から、中のシロアリを守ってくれる。アリ塚には直径5mmほどの穴がいくつも開いている。働きアリは塚の外に出て、枯れ木、枯れ葉、その他植物遺体を摂食するものが大部分だが、熱帯には地衣類を食べるものも知られる。

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