ダニの生態

ダニ

生息地

世界各地

体長

1mm以下

特徴

ダニの種類は、全世界で約2万種とも言われており、形態・生態ともに非常に多様性があります。
ダニ類の形態は非常に多様性に富みますが、概して小型のものが多いです。マダニ類には吸血時に体長が1cm以上に肥大するものもありますが、ほとんどのものはそれよりはるかに小さく、1mm以下のものが非常に多いです。

ダニ類は熱帯から極域まで世界中に分布し、高山から低地、乾燥地から湿地、土壌中、水中、家屋内や貯蔵食品内等の人工的な環境、さらには植物や動物の体組織中まで様々な環境に適応して生息します。

繁殖は通常、オス個体がメス個体に精包を直接または間接的に渡して受精させる両性生殖ですが、通常時はメスのみで単為生殖を行う種も多いです。産卵は土壌動物のイレコダニ類の様に一回に1個しか産まないものから複数個産むもの、体内で孵化して幼体を産むものまで種により異なります。

幼体は脱皮を繰り返し複数の令期を経て成体となりますが、種により特定の段階ないし環境の変化により、付属肢や口器を退化させたシストと呼ばれる繭状の形態になるものがあります。単に蛹状の休眠状態をとるものから寒冷や乾燥等の環境悪化に高度な耐性をもつものまで様々です。

また人体に寄生はしませんが、住家中の埃(ハウスダスト)の中も数種のダニが生息しており、これらは埃中の有機物を食べているので人体への直接の加害はないですが、糞や脱皮殻、個体の死骸等が皮膚炎や気管支炎等のアレルギー性疾患を引き起こす元(アレルゲン)になることがあります。さらにこのダニ類を捕食するツメダニ類が繁殖し、偶発的に人体を刺す皮膚炎も発生しています。

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